プロモーションビデオ完成!!
メイキングbyぴぴぴ社長


その壱

まずネットレコーディングをするためには、参加者それぞれが最低限のDTM環境を持っていることが必要です。
とりあえずはDTMソフトにWAVEファイルをインポート&エクスポートできる機能が必要です。
まずほとんどのソフトはWAVEファイルへのインポート&エクスポートができると思われますので
なにかひとつDTMソフトを用意しましょう。

次に普段通り、レコーディングを行います。
この辺はごく普通の作業ですので、詳しくは説明しません
録音し終わったら、これらのデータをWAVEファイルにエクスポートします。
これでPCで再生したり、他のソフトでも活用でいるようになりますし、
相手側のソフトが違っても読み込むことができるようになります。

ただし、ファイルサイズが巨大なので気をつけてください!(笑)
WAVEの場合1分10Mあたりが普通ですので、4分の曲ですと40M(笑)
これを転送するのは結構つらいものがあります

また、転送と言っても、メールの添付ではメールサーバーに拒否されることうけあいです。
(ほとんどのメールサーバーは10Mまで)
ICQやメッセンジャーのファイル転送機能を使ってもまず無理でしょう
私たちの場合は、大きな声では言えませんが、
ホームページ用に借りているサーバーに一度アップしそこから相手がダウンロードするようにしています。
これなら好きな時にダウンロードできますし、まず失敗はありません。
ここが大きな問題でしたが、ここさえクリアすれば問題なくネットレコーディングはできます。

複数でレコーディングする場合、打ち合わせやリハーサルが必要になります。
これもネットにあるチャットで問題ありません。
ヤフーのチャットはボイス機能が使えるので、
ここでボイス機能を使ってリハをしたり、打ち合わせにチャットを利用したりほとんど事足りてしまいます。


その弐

私たちの場合、ギター以外のバックトラックはMIDI打ち込みによる方法を取りました
しかし、ここにはちょっと問題があって、そのままでは音圧がなく、薄っぺらな音にきこえてしまうことです。
この差により生のギターとの音圧の差が大きすぎてしまう・・・

これは1度でも打ち込み&生ギターを録音した方ならお分かりにあると思います。
まぁ趣味の領域ですから、そこまでこだわらなければ、十分なんですけどねぇ〜
私的にはそれでは満足できなかったので、ここからは私独自の解決方法ですのでご了承ください。
まず、PCにてバックトラックを作成するのはごく普通の方法です。
音源でエフェクトをかけてしまうのもいいかもしれません。
私はできるだけ簡単に作りたかったのでエフェクト&イコライジングは全て、D16で統一しています。

レコーディングで一番問題なのは、相手にWAVEファイルで渡すときにはそこまで作ったものを
ミックスしてステレオの2トラックで渡さないといけないと言うことでしょう。
ミックスにある程度慣れている方は良いのですが、不慣れだとそこで失敗する可能性があります。
本当は録音した全トラックを転送し、読み込めれば一番良いのですが、同じソフト、同じ機材でないと
それは無理なので、ある程度妥協はしかたがないでしょう・・・
それでも慣れた方同士なら、かなり線までいけると思われますよ!

ここまでが前回の話でしたが、今回さらに一歩進めた方法を考えだしました!

現在実行してるのは分割トラック転送方法です
分割トラック転送とはなんぞや?と思われると思いますが、簡単に言えば、各トラックをばらばらで送る方法です。

前もって私が作ったバックトラックを録音しこれをWAVEに書き出しさらにMP3へ変換、転送します。
MP3ならデータ量はWAVEの10分1ですから4分の曲で4M程度、これなら転送も楽です。

次に、相手はこのMP3をWAVEに逆変換し、DTMソフトにインポートします
逆変換するのはMP3のままではDTMソフトにインポートできないからです。
WAVEに変換することによって、DTMソフトでバックトラックが聞けるようになりました。

バックトラックを聞きながらギターを録音し、そのギターだけのトラックをWAVEにエクスポート、これだけを相手に転送します。
私は空きトラックにこのギターWAVEをインポートします、これを繰り返すことによって、トラックごとに編集できるようになります。

ここで問題は、時間軸の把握です。
バックトラックとあわせなければいけませんよねたとえば「ギターソロが1分58秒56からスタート」 なんて具合です
この時間が分からないとインポートのしようがありませんので、相手にしっかり確認しましょう(笑)

これからはファイルサイズがさらに小さくなる可能性があります。
しかも最後の段階で、ミックスに色々凝ることができるので、ますますグレードがアップすることも考えられます。

またギタートラックだけを録音するならなにもバックトラックはWAVEである必要はなく、MP3でもMIDIのままで良いことになります。
ますます手軽にネットレコーディングができるようになりますねー

その参
2曲を録音終了し、感じたことを書いてみましょう!聞いて頂いたようにまだまだ稚拙ですが、
インターネットで離れた場所でも、しかもしかもスタジオではなくても、
レコーディングできるというのは画期的ではないかと思います。

これまではおよそ考えられないことであり、しかもテープからHDDに記録することによって音質も飛躍的に向上しました。
プロの機材も当然向上しているので、同等とはいきませんが、一昔前のプロの現場の音質には肉薄していると思います。
あとは腕と発想次第、PCとソフトさえあればとりあえず始められるのです!!
これを見ている方ならほとんどの方が可能なはずでしょう。
音質その他諸々のことを言い出すと、最終兵器プロトゥールの購入しかなくなってしまうので
そこは考えず低コストで楽しくHDRを楽しみましょう!

RolandのホームぺージにはPC用ソフトギタートラックスの体験版もアップされていますので試す価値ありです!!
これであなたのPCも今日からHDR!!チューナーもついていますし、エフェクターももちろん入っています
また、もっともありがたいのが波形編集で、Delete、Insertもマウスで簡単!単体のHDR機より操作性は完全に上です。
これで定価2万円代
・・・すごい時代ですね!! 

その四

ここのところご無沙汰だったのは、ひとえに私のライブがあり、中断していたためです。
打ち込みによる、ひとりライブという、いままでにない形のライブは意外とすんなりと受け入れてもらえ、
ミュージシャンより、一般のリスナーのほうが柔軟性があるのかなとおも思いました。

さてネットレコーディングですが、ただ今、第3弾を着々と準備中です。
今回はかなりの難曲で、打ち込み作業もかなり手間取っているのが現状です。
しかし、打ち込みも最終段階ですので、今週末にもオケ録りに入れると、思われます。
曲名は喉まで出掛かっていますが、やはりここは内緒にしておきましょうね(笑)

 



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